いつもあなたは、 どこか遠いひとみで むじゃきに わらいながら 夢の話をするの。 なんども なんども くり返し くり返し どこか、遠いひとみで・・・。 わたしは、おもう あなたは、きっと いつかきっと わたしの事など 忘れてしまい・・・ 遠い遠い世界へ 旅立つ事でしょう・・・。 だから今だけは、 せめて今だけは、 どこか危なげなあなたを 見守っています。 たとえ、あなたが、 どんなに、 老眼で、ボケていても。 おじいちゃん・・・・。